キャップバランサー「フリーストップ型」とは?

 
キャップバランサー「フリーストップ型」とは?

「蓋が重い」問題は、作業負担だけでなく安全リスクにも直結します

製造設備の点検口やマンホール、フィルターハウジングなどで、こんなお悩みはありませんか?

● 蓋が重くて開けるのが大変。(特に上向き・上開きの蓋)
● 開閉補助ヒンジ(蝶番)を付けたが、まだ重い。
● 作業中に手を離せず、持ち替えができない。
● 指詰め・挟み込みが不安で、2人作業が必要になってしまう。

現場では「開く」だけでなく、開いた状態を安全に“保持できるか”が、作業性と事故リスクを大きく左右します。

キャップバランサー フリーストップ型とは?

キャップバランサーは、重い蓋の開閉を補助するバネ付き蝶番(ヒンジ)です。

フリーストップ型はその中でも、
● 蓋を軽く開けられる(開閉補助)
● 任意の角度(位置)で止められる(フリーストップ)
という特長を強化したタイプです。

キャップバランサー フリーストップ型は、産業用の重い蓋を想定し、より実務で役立つ設計になっています。

お客様の声から生まれました

「重たい蓋をもっと楽に、安全に扱いたい」という相談が増えてきたことが開発の出発点です

実際に、女性従業員の方から「従来のキャップバランサーがさらにこうなったらいいな」というお声をいただき、“軽さ”に加えて“止まる”ことが求められているとわかりました。

そこで、開閉補助+フリーストップ(任意角度で静止)を両立した「キャップバランサー フリーストップ型」を開発しました。

何を解決できるの?(ユーザーメリット)

現場の安全性と作業性がワンランク向上します。

従来の開閉補助ヒンジ(蝶番)は「蓋を軽く開ける」ことが主目的でした。
一方、弊社のキャップバランサーフリーストップ型は「軽く開ける」に加えて、以下のメリットをご提供します。

1)手を離した位置で蓋が止まる=指詰め防止・落下リスク低減

蓋を保持し続ける必要が減り、指詰め・挟み込みの不安を軽減します。「開けたまま作業できる」ことは、安全性だけでなく点検作業の効率化にも貢献します。

2)把手の持ち替えができ、1人作業の範囲が広がる

開閉途中で持ち替えができるため、体勢を整えながら操作できます。
結果として、2人作業が前提だった工程が1人で完結しやすくなります。

3)「蓋が浮き上がる」弱点を解決 任意角度で止められる

フリーストップ型は、蓋を閉めた時に浮かせないので、手で押さえたりする必要がありません。
また、任意の角度で静止できるので、作業効率が向上します。

フリーストップ型の特長(基本スペック)

フリーストップ型は、リンク機構により、蓋の開度に合わせてバネのトルクが曲線的に変化し、広い範囲でバランスして静止しやすい設計になっています。

加えて、衛生・保全面の利点があります。

● 防水仕様で、バネケース内を防水化
● バネが錆びにくく、水洗いも可能
● バネ擦れで発生しうるゴミ(グリース等)の外部流出や混入リスクを抑制

食品・医薬・化粧品など、洗浄性や異物混入対策が重視される設備でもご検討いただきやすい仕様です。

こんなところに使われています(用途)

以下のような用途でお使いいただいております。

● 医薬品製造設備
● 化粧品製造設備
● 食品製造設備
● 遠心分離機
● フィルターハウジング
● 石油化学設備
など

「重い蓋」「上開き蓋」「点検口」「マンホール蓋」など、開閉頻度が高いほど効果を体感していただきやすいです。

他社製品との違い:メンテナンス性

キャップバランサーは、メンテナンスが短時間で実施しやすいことも強みです。
設備停止時間や保全の属人化を減らしたい現場では、「性能」だけでなく「メンテナンス性」も重要な選定基準になると考えます。

選定で重要なポイント

フリーストップ型は、より正確なトルク計算が必要になるため、お問い合わせ前に以下の情報があるとスムーズです。

● 蓋の重量・寸法
● ヒンジ取り付け位置と蓋の重心位置
● 開閉角度の範囲、どの角度で止めたいか
● 使用環境(洗浄作業の有無、腐食性など)

未確定の場合は、弊社が情報整理をお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。

まとめ:フリーストップ型のお客様メリット

「蓋が重い」現場に、「軽さ+止まる」という選択肢をご提供

キャップバランサー フリーストップ型は、重い蓋の開閉補助に加え、任意角度で静止できることで、安全性(指詰め防止)と作業性(持ち替え・1人作業など)を同時に引き上げる開閉補助ヒンジ(蝶番)です。

「蓋が重い」「今のヒンジでもまだ重い」「手を離せるようにしたい」
そんな現場課題があれば、ぜひお問い合わせください。

ライター

カンテック編集部

カンテック編集部

カンテックは、製造現場の「蓋が重い」「開けにくい」「ケガが怖い」といった課題に対し、キャップバランサーという開閉補助ヒンジ(蝶番)で安全性と作業性の改善をご提案しています。 本コラムでは、現場で役立つ製品知識や選定のポイント、導入の考え方、メンテナンス方法などをわかりやすく発信しています。製品の選定相談・仕様検討もお気軽にご相談ください。

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