キャップバランサーとは

重い蓋の開閉作業における
課題を解決するために

重い蓋を軽く開閉するためのバネ付きヒンジは以前より多くのメーカーで製作されています。
それらのなかでも、ねじりコイルバネを使ったヒンジは、比較的コンパクトにできるため、取り付け空間に制約のある設備にも取り付けることができます。

キャップバランサーは、小さいトルクから大きなトルクまで広いトルク範囲に対応し、バネの交換などのメンテナンス性に優れた特長を持ったねじりコイルバネ付きのヒンジとして開発されました。

さらに、ねじりコイルバネ式の弱点である蓋を閉じた際に蓋が浮き上がってしまう現象及び任意の開度で蓋を静止させることができない制約を解決するために、フリースストップタイプのキャップバランサーT型を開発しました。

長期にわたる実績と
ノウハウに基づいた製品設計

ねじりコイルバネの特性と制約を考慮した長期にわたる実績とノウハウに基づいて、製品設計を行っています。

主な特長を紹介します。

• バネの調整を無段階に安全に行えるバネ調整機構を採用
• 圧力容器の密封性と蓋の姿勢安定性を考慮した平行調整機構を採用
• シールタイプの製品は、IP67レベルの防塵性と防水性を備える
• 蓋のトルクとバネのトルクを高いレベルで一致させるリンク機構を採用（フリーストップ型）

製品企画から設計まで
一貫した開発

キャップバランサーの製品企画・開発・設計は全て自社で一貫して行っています。
内部部品のバネは実績のある国内メーカー製を使用し、製品の組立・調整・検査はカンテックが実施しています。

企業理念に基づいた
品質管理の徹底

私たちは、品質方針を定め、それに基づいて品質管理計画を策定し、全ての製品の品質を管理しています。

• 品質方針
• 1．技術開発による品質向上を実践します。
• 2．顧客満足と社会的要請に応える製品を提供します。
• 3．製品及び付帯サービスの継続的改善を行います。

• 品質保証体制
• 1．経営責任者を責任者とし、製造・サービス担当者が品質の維持・向上に努めます。